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橘 勝美; 西 宏; 衛藤 基邦; 武藤 康
JAERI-Tech 98-010, 107 Pages, 1998/03
鉄基耐熱合金Alloy 800Hについて、700~950Cの温度で、大気中応力一定の条件下でクリープ試験を行い、クリープ曲線、最小クリープひずみ速度、3次クリープ開始時間、クリープ破断時間のデータを取得した。クリープ曲線は応力50MPaを境として、より高応力では典型的な1次+2次+3次クリープ特性を示すが、より低応力では時間とともに軟化する特異な形状を示すことが分かった。高応力側ではGarofaloの式を用いて、ほぼ定式化できた。低応力側では、クリープ曲線そのもののばらつきが大きいことから定式化が難しいが、指数関数を用いて一定の定式化を行うことができることが分かった。
菊地 賢司; 加治 芳行
Transactions of the 11th Int. Conf. on Structural Mechanics in Reactor Technology,Vol. L, p.295 - 300, 1991/08
ひずみ速度を変えて、ハステロイXR低サイクル疲労試験におけるリラクセーション挙動を調べた。その結果、繰り返しリラクセーション挙動は定常クリープより計算される値より大きな変形速度を示すとともに、繰り返しに伴い変形速度が加速されることがわかった。したがって、リラクセーション中の適正なクリープ損傷評価のためには、リラクセーション挙動より得られる応力とひずみ速度の関係を用いることが推奨される。
宮崎 則幸; 矢川 元基*; 安藤 良夫*
日本機械学会論文集,A, 45(398), p.1191 - 1197, 1979/00
有限要素解と解析的解とを線形和で表わし、これを変分原理に適用して解析的解の未定定数を決定するという重ね合わせ法は、これまで弾性体に対するき裂の応力拡大係数を少ない要素で高精度に求めるのに成功を収めた。本論文ではこの重ね合わせ法が応力およびひずみに特異性があるような非線形問題に対しても有効であることを示すためにき裂を含む平面応力定常クリープ問題に対して本法を適用した。すなわち、HutchinsonあるいはRiceらによる非線形弾性問題に対するき裂先端の応力およびひずみの特異性を考慮しHoffの類似を用いて有限平板に対する定常クリープ解を求めた。本法による解は通常の有限要素解と比べて精度の点で著しい改善が見られることがわかり、重ね合わせ法が特異性を有する非線形問題に対しても有効であることが示された。